積み立て型の生命保険・日刊ニュージーランドライフの疑問を考える

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ニュージーランドにも積み立て型の生命保険はあるのでしょうか。前回に引き続き日刊ニュージーランドライフさんの疑問に答える記事の2回目

元の記事はこちらです.

同じく「日刊ニュージーさんの疑問 ニュージーランドの保険料は安い?」も併せてご覧ください。

掛け捨て型以外の生命保険の選択は?

ニュージーランドにも掛け捨てでない貯蓄タイプの保険もあります。
Endowment insuranceというタイプの保険は積み立てができて、あとでお金が戻ってきます。ただ年齢が上がると死亡保険の金額が増え、積立金の分が減るそうです。
またEndowment insuranceより、貯蓄の要素が強いWhole of Life insuranceという保険もあり、満期になると死亡時と同じだけの金額が返ってくる保険もあるそうです。

日刊ニュージーランドライフ

さてニュージーランドライフさんの記事でEndowment insuranceとWhole of Life insuranceについて触れています。この2つの保険、日本では色々な名前で呼ばれていますが、要は一定の期間が経過するとお金が戻ってくるようなタイプの保険です。*終身型の保険もこの1つで、一般的には、一定期間掛金を払うとその後は掛金を支払わずに生涯保障が継続します。

ニュージーランドには掛捨型しかない

結論を先に書いてしまうと、私の知る限り現在NZではこの2つの保険は販売されていないと思います。

ニュージーランドでも以前は数社にこのタイプがあったのですが、掛金が高い、安く抑えようとすると十分な保障が得られない無い、といった理由で、加入者が減り、商品として維持が出来なくなってしまったようなんです。私の知る限りで唯一、お金が戻ってくるのは、AIA社が出しているCashback Lifeいう死亡保障(生命保険)の保険で、20年の満期時にそれまで支払った掛金が全額戻ってきます。

追記 残念ながら2017年現在この保険は販売をしていません。

前回も書きましたが一年更新の保険の場合、毎年掛金が上がっていきます。このため65歳前後で掛金が大きく跳ね上がる場合があります。何らかの理由=例えば子供に財産を残す、お葬式代を用意するといったこと=で生涯、死亡保障を維持して置きたいといった場合、すでにニュージーランドでは目にしなくなりましたがWhole Of Life/終身型の保険はそういった事に向いていました。

*保険商品の中ではでWholeOfLifeという説明がある保険があります。しかし、私が見た限りではこれは前述の終身型保険のタイプとは意味合いが根本的に違い、単に掛金を払い続ければ生涯保険を維持できるという意味で使っていました。言い換えると定期保険(TermLife)生涯自動更新されていくということです。

ただ新規の募集がないので、代わりの手段として、15年間掛金が一定、その後25%掛金が値上げ、そのまま15年一定・・・という事を80歳まで繰り返し、その後は一年更新になるといったプランがあり、生涯、保険を維持したい場合には、掛金の総額がかなり抑えられるので長期を考えた場合の保険として向いています。1つの例としてWhole of Life を取り上げましたが、保険商品も様々です。またそれぞれ保険の目的も違います。「保険に入る自分の目的は何か?」ということを良く考えると、自分にあった保険を見つけやすくなるのでは無いでしょうか。