ニュージーランドの医療保険

Healthinsurance
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ニュージーランドでのウエイティングリストの問題もあり、注目を集めている医療保険(Medical Insurance)はどんな保険なんでしょうか。公的医療が無料なのになぜ治療費を保障する保険があるのかなどニュージーランドの医療保険を解説します。

1-1注目されるニュージーランドの医療保険

ニュージーランドのウエイティングリストの問題はかなり深刻で相当待たされることを覚悟しなくてはいけません。一方素早い治療を受けられる私立病院の費用は日本と比にならないくらい高額の負担が発生します。この医療保険高額になりがちなプライベート(私立病院)での治療費を保障するのが医療保険(Medical Insurance)です。

ニュージーランドの医療費についての記事

なぜ注目されているのでしょうか?

ニュージーランドの公立病院で待たずに治療を受けること、すなわち治療の順番を早めてもらうことは、個人の力でコントロールすることは非常に難しく、素早い治療を受けるには、全額自己負担か保険を使ってで私立病院に掛かるしかありません。またこの保険は各社、保障内容が違いますので金額だけに注目してしまうと思わぬ落とし穴があるので注意が必要です。例えば、ガンになっても外科的手術なら保障されるが、化学療法は対象外になるといったものがあり注意しなくてはいけません。

日本の医療保険との違い

名前が似ているのでちょっと混同しがちですが、日本の医療保険と呼ばれる保険と比較するとその働きはかなり違います。日本の医療保険はニュージーランドで言う疾病保障に近く、ここで言うニュージーランドの医療保険はどちらかというと国保といった健康保険に近いものです。

既往症など保険の対象にならない事

日本の健康保険と比較した時の最大の違い、また注意が必要な点はこの既往症が対象にならない場合がほとんどということです。保険によっては加入後3年経過した後に保障が受けられるものもありますが、それでもすべての症状が対象になるわけではありません。また完治した症状も病歴として扱われ対象にならない場合がほとんどです。この辺りが健康なうちに検討することをお勧めする最大の理由です。また一般的に、歯科や妊娠、出産に関してはオプション設定がない保険会社が多くなっています。

医療保険の保障の範囲

ニュージーランドの基本的な医療保険には、日本の健康保険のように医療に関することならすべて適用されるというものではなく保障の範囲を区切って適用されるものがほとんどです。保障の範囲を広げる場合、保険会社はそれらをオプションとして、追加料金にて設定しています。

  • ①基本保障:ホスピタル(入院して治療をする場合)を保障する
  • ②スペシャリストの保障:基本保障+スペシャリストの保障もする。
  • ③GPの保障:基本保障+スペシャリスト+GP
  • ④歯医者の保障:基本保障+スペシャリスト+GP+デンタル

*①よりも②、②よりも③④と掛金が高くなりますが、保障される範囲も広がるので、より安心いただけると言えます。しかし現実には①か②の保障を選択する商品がほとんどです。③のGPを加えた物は掛金がかなり高額になり、(GPに行く頻度にもよりますが)他のプランと③の掛金の差額をプールしてGPに行ったほうがコストパフォーマンスとして良い場合もあります。また④の歯医者が含まれる保険についても同様です。掛金は年齢、家族構成などに大きく左右されるので、一度見積もりをとるのが良いと思います。

年齢による掛け金の違い

掛け金が決まるもうひとつの要素が年齢です。同じ保障を選択しても年齢が上がるほど掛け金は高くなっていきます。また保険会社により家族構成や夫婦/パートナーの年齢によって有利・不利が出てくる場合もあります。

医療保険の乗り換えにはご注意を

前述のように掛け金が決まる要素は入り組んでおり、A社の保険がB社の保険より常に安いとは限りません。また保険加入中に起きた病気・怪我などは他社の保険に切り替えると保障を受けられない場合も出てきます。このため単純に今の安さだけを追いかけるとしまうと大きな不利が出てくる場合もあるので注意が必要です。

保険の専門家にご相談ください

こういった細かいことを自分で調べていくのは中々やっかいです。そういった時にやはり保険のアドバイザーに相談するのが一番分かりやすいかもしれません。手前味噌で恐縮ですが、今まで日本人保険アドバイザーとして多くのお客様のご相談を日本語でさせていただきました。また加入後のフォローも(保険の申請など)日本語で大丈夫です。どうか私にお手伝いさせていただけませんか?,/p>