日本の医療保険はニュージーランドでも有効?

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日本の医療保険がニュージーランドでも有効なので大丈夫、と聞く時があります。実は日本の医療保険とニュージーランドの医療保険はこれ保険の働きとしてみるとまったく別物です。

日本の医療保険とニュージーランドの医療保険、よくある誤解

日本でも医療保険、ニュージーランドでもMedicalやHealthと呼ばれる医療保険があり、良くごっちゃになっている方がいらっしゃいますが実はこれ保険の働きとしてみるとまったく別物なので十分注意が必要なんです。

日本とNZの医療保険、何が違うのか?

実は日本の医療保険はニュージーランドの疾病保障(Trauma CoverとかCritical illnessなんて呼ばれています。)に近いものです。日本の場合、強制的に入る健康保険を前提として設計されています。なので健康保険で賄えない部分、例えば差額ベッド、保険対象外の薬(抗がん剤では結構そういった例があるようです。)、自己負担分や保険で支払われない費用などに充当するといった部分を考えれば良いので「入院時 日額○○円」といった形で十分有効です。

一方、ニュージーランドではMedical Insurance=>医療保険は通常、治療費を保障し、日本で言うと健康保険と似た働きをする保険を指します。単純に訳語の問題と言ってしまえばその通りなのですが、これを同じ働きをする物と誤解されている方がかなりの数でいらっしゃいます。

日本の医療保険はNZでは助けにならない事もある

日本の健康保険制度は批判はいろいろありますが、世界的に見ても非常に優れた素晴らしい制度です。、一方ニュージーランドの医療保険は私立病院で掛かる治療費を保障するもので加入は任意です。ニュージーランドの私立病院で治療を受けた場合、費用は100%自己負担となるため、アメリカほどではないですが決して安い金額ではありません。簡単な手術でも5000ドル~10000ドルくらはすぐにかかります。こういったとき、日本の医療保険の”入院日額1万円”といった保障ではほとんど役に立ちません。

また海外でも使える日本の医療保険はこちらの公立病院の入院でも支払われる場合があり、公立病院は無料、そして医療保険から幾らか出るといった利点はありますが、日本と比べ入院日数はかなり短く、自宅で療養するケースが多くなっています。なので入院給付金の受け取りは必然的に低くなります。

ニュージーランドの疾病保険・医療保険(Medical Insurance)は下記のリンクをご覧ください。

Trauma Cover(疾病保険/がん保険)

MEDICAL INSURANCE(医療保険)