収入保障保険/インカムプロテクション(Income Protection)

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病気や怪我で働けないときにご自身の収入を補填する保険です。

ニュージーランドの収入保障(Income Protection)

日本ではあまり耳なじみがない保険ですが、NZではポピュラーな保険のひとつで病気や怪我で一定時間以上(大抵の保険会社は週10時間が基本)以上働くことが出来ないと診断された時に収入を保障します。これは疾病保険とは違い、病気や怪我の種類を絞っておらず、万が一の場合の収入を保障する保険としては最適です。

働けない時とリダンダント

10時間以上働くことが出来ない状態は人によって様々で、この辺は一概に”こういった状態”と説明ができないのですが、医師にそういった状態であることを、診断書などで証明してもらいます。またフルタイムで仕事をしていることが基本的な加入の条件になっているため、加入後に仕事をやめて一定期間(12ヶ月くらいが多い)経過した後に、保険を請求するような事態になると契約額ではなく無職としての規定額しか支払われない場合があります。また保険会社によってはリダンダントになった時に一定期間、収入を保証してくれるオプションがあるものもあります。

保障額の上限とオフセット

保障額は当然自分で決めるのですが、引き受けが出来る保障額の限度があります。これは保険会社や商品によっていろいろあり、例えば年収の75%、55%、45%といった違いがあったりします。またインカムプロテクションの場合、保険によっては保障がオフセットされる場合があります。これは保障がインカムを目的としているため、他に収入の補填がある場合、例えば会社から働けない間も収入を保障される、ACCなど他のインカムソースから補填があるといった場合は合計で保障金額になるように金額を差し引きします。例えば

  • 契約の保障金額=50000ドル
  • 働けない間、会社から年間相当額30000ドルの補助
  • 実際に保険から出る金額 50000-30000ドル=20000ドル

が月割りで毎月降りることになります。怪我の場合はACCから補填がある場合もありこういった場合も差し引きされます。 以前はこのオフセットされることが一般的だったのですが、近頃は保障の上限が低いのですがオフセットされないタイプの商品も出てきています。この点は特にご注意ください。

支払い期間と待機期間

インカムプロテクションには保険金を支払ってくれる期間と支給を開始するまでの待機期間というものが決まっており、掛け金にも影響してきます。保険金を支払ってくれる期間は保険に入るときに設定し、2年、5年、65歳までという場合が多いようで、当然ながら支払ってくれる期間が長ければ当然掛け金は高くなり、短ければ安くなります。

また加入時に支給開始までの待機期間(Waiting Period)も決める必要があります。これは働けない状態になってから保険支給までの待つ期間です。最短で4週間と設定している保険会社が多く8週間、13週間、26週・・・と設定できる保険会社が多くなっています。この期間も掛金に影響し短ければ高く、長ければ安くなります。

職業

この保険の掛金は職業によっても変わります。リスクが高いとされる職業や特殊な職業は掛金も上がります。また職業によってはこの保険をお引き受けできないものもあります。